Hottankの効果。

導入して約1カ月、Hottankを使用した現場からの声をご紹介します。

 

①充填ピーク圧が下がる。(2~5MPa)

②クッション値のバラツキが小さくなる。(1~1.3mm)

③成形条件のバラツキ要因から、材料に起因を省ける。(除:溶融粘度)

④材料タンク内に材料が残っても、スイッチON状態を維持すれば、

そのまま継続使用できる。

⑤バリが小さくなるもしくは、出なくなる。(金型要因が明確になる)

⑥除湿乾燥機と合わせてPBT・PPSにも使用できる。

⑦色相はそれほど変わらない。

⑧ガスが多い材料(特に難燃剤入り)には、効果が出にくい。

(気泡が増えた。)

⑨流れが悪くなった。(水分率が一定になったことで、流動長が安定した)

 

Hottankは成形工程の一番初めである材料保管を目的とした設備であり、

良品量産安定化を目指すためには、現時点では必要なツールです。

また不具合発生時にも材料要因を省くことができるため、

より真因に近い部分で、対策をすることが可能となります。

貸出デモも行っておりますので、是非体感ください。

ありがとうございました。

二つ目は、PA6やPA66での成形不具合についてです。

アルミ袋で納品されるPA材料の場合、

材料メーカーが工場出荷時の初期水分率を管理しています。

そのため、「開封直後は乾燥無しで成形可能」と記載されています。

では、何分後まで、乾燥無しで成形されているでしょうか?

もしくは、最初から乾燥機へ投入でしょうか?

成形開始時は良品だったが、時間が経つにつれバリが出て来た、

又可塑化が安定しなくなったなど、

量産時のPA材に関する困り事はたくさんあります。

この原因は何でしょうか?

弊社では、この部分を改善するミニマルツールを製作し、

バリの大幅低減・成形条件安定の効果を得ており、各工場に随時導入中です。

試作機1号です。

 

●設備説明

材料が25kg入る上部タンク、下部から材料を成形機ホッパーへ送っています。

タンク内材料は吸水しないようにドライエアーを常時流しています。

温湿度計を内部に仕込み、タンク内の湿度監視をしています(パトライト搭載)。

●設備の目的

開封直後から1袋使い切るまでの間、吸水をさせないための、

密閉式材料保管タンク。

(*乾燥機能は付いておりません)

●設備名

PA6/66材料用密閉式タンクHottank(ホッタンク)」

●効果

成形時間が経つにつれて大きくなるバリの回避、

可塑化成形条件安定、ハイサイクルなどの

量産時の品質・成形安定。

もちろん、Hottankの後に、除湿乾燥機を接続することも可能です。

PA材でお困りの方がいましたら、まずはお問い合わせください。

Hottankで解決できる内容であれば、お安くお譲りします。

 *注意

*PA46、PA4T/6T/9Tなどには対応しておりません。

PA材以外にも材料吸水を避けて保管したいなどの用途にも

お使いいただけます。

この設備に関する問い合わせは、

info4570841@ohara-jk.com 

ありがとうございました。

お久しぶりです。

このブログを開設し、サーモを使い成形不良改善を行っていることを載せた事で、

色んな方面からアクセス頂きまして有り難うございます。

多くの成形メーカー様が、我々と同じようにPPSやPAの成形不良で、

お悩みになっている事が分かりましたので、

今回は続けて2つアップします。まず一つ目は、PPSのクラック・割れ②です。

2月の続報となります。現場で日々生産に追われながら、

約半年間にわたって改善を続け、結果不良ゼロを達成してくれました。現場へ感謝。

2月のおさらいとして….

①サーモ写真の高温部にクラック・割れが起こる

②この部分にある対策をしたら不良数が減った

ある対策とは、サーモで高温部が製品で確認されたので、

その金型部分にエアーを当てる事です。

今回の不良改善内容を明らかにしていきます。

①金型へのトラレ要因改善

・金型修正(入れ子の母材変更+コーティング、バリきり修正など)

②成形機要因改善

・3点セット交換、金型ヒーター制御を成形機側に変更

③材料要因改善

・除湿乾燥機の点検、修理、フィルター交換

・ホッパーから小型ホッパードライヤーへ変更

④成形条件要因改善

・金型強制冷却エアーの精度安定化

・可塑化条件の見直しとクッション安定化

⑤その他

・離型材塗布作業回数と量の低減

以上の事をすることにより、この品番の不具合0を達成中です。

量産時に不良を出さずに安定的に成形するためには、

これだけ時間がかかり大変であるという事がよく分かりました。

対策項目は全て書きましたが、詳細まで書いていません。

PPSでお困りの際には、何かお力になれることがあるかもしれませんので、

お気軽に弊社までお問い合わせください。info4570841@ohara-jk.com


ありがとうございました。

日々、ブログ更新を思いながら、2カ月以上も経ってしまいました。

この間、刻々と見えてくる震災被害の影響の大きさを噛みしめています。

名古屋の地で、何をすべきか限られた資源(ヒトモノカネ)を蓄えながら、

回復期に備え、レベルアップできるように毎日過ごしています。

ただしリーマンの時とは異なるので、

必要投資は緩めることなく、今まで通り行っています。

今回の震災の影響で、リーマンを乗り越えた日本企業が、さらに強くなると考えています。

この強みを生かし、弊社では、震災回復後の3年後までに、

「日本生産で世界に楽勝する」を達成できるように準備をしています。

これは、品質と技術力をさらに上げ、成形・金型のモノづくりを極め、

日本で生産しても、世界のコストに軽く楽勝することを目指すものです。

このためには、良品を長時間成形できることが大前提となります。

これを実現するために弊社で準備し始めている方法を一部紹介します。

①工場の温湿度管理原料置き場温湿度管理グラフ

今は1つの工場で、試している段階ですが、秋までにはベトナムを含め全工場で導入。

②材料の水分量管理

③サーモグラフィによる新規立ち上げ時、更新時、不具合発生時の解析。

その他にも色々とありますが、

ポイントは今まで見ていなかった部分を見えるようにし、良品率をあげる事です。

それでは有り難うございました。



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